◆パリ五輪 第７日 ▽サーフィン（１日、タヒチ・チョープー）
悪天候で延期されていた女子シングルス３回戦が行われ、松田詩野（ＴＯＫＩＯインカラミ）は２本合計５・８４点で、２本合計８・３４点をマークしたエロスタルベ・ナディア（スペイン）に敗れた。
２回戦までと比べてややサイズダウンした波で、波選びは難しくなった。先に２本乗りスコアを出したナディアに対し、松田は試合時間の半分が経過した１５分頃に１本目のライディング。２発のターンを決めて２・６７点を獲得した。残り９分を切ってから持ち味の美しいターンで勝負をかけたが、３・１７点の低い評価。日本スタッフ陣が乗る船に同乗した２１年東京五輪男子銀メダルの五十嵐カノア（木下グループ）も納得いかない表情を浮かべた。
残り１０秒になっても乗る波を追いかけたが無念のタイムアップ。ナディアと抱き合って健闘をたたえた。