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大谷翔平退団もエンゼルスに繰り返された悲劇 トラウト長期離脱、レンドン故障続きで下位低迷

スポーツ報知 2024年8月2日 8時30分

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が1日(日本時間2日)、今季中の復帰を断念したことを自身の「X」(旧ツイッター)で発表した。5月に左膝半月板の手術を受け、7月にはマイナーで実戦復帰したが、再手術が必要と判断されたことを明かし、「昨日MRI検査を受けて、左膝半月板が断裂しており、再度手術を必要であることが分かり、今季中に復帰するという希望は消えてしまいました」と記した。

 大谷翔平投手(30)がドジャースへ移籍して迎えたエンゼルスの24年シーズン。ワシントン新監督を迎えて、チーム再建に期待がかかったが、トラウトが左膝の故障で29試合の出場にとどまった。19年から30年まで12年間総額4億3000万ドル(約479億円=契約時のレート)の超大型契約を結んだが、21年以降は度重なる故障に悩まされ36、119、82、29試合の出場のみ。チームを背負うリーダーだが、長期離脱が続いている。

 さらに20年から7年2億4500万ドル(約266億円=契約時のレート)の大型契約で加入したアンソニー・レンドン内野手(34)は今季も故障続き。7月30日には再び腰痛で負傷者リスト(IL)入りした。今季は33試合の出場で0本塁打、6打点、打率2割2分7厘。このまま復帰出来ずにシーズンを終えた場合、メジャー12年目でワーストの出場数になる。21年以降は58、47、43、33試合の出場にとどまっている。

 トラウト、レンドンという2枚看板の毎年の離脱。チームはトレード期限間際で守護神のエステベスを放出するなど、来季以降を見据えた戦いに転じたとみられ、ここまで47勝61敗の借金14で、ア・リーグ西地区4位に沈み、14年以来10年ぶりとなるプレーオフ進出も厳しい状況になっている。

 

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