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今永昇太が7回に逆転弾被弾で9勝目ならず 6回に鈴木誠也の140メートル特大弾で一時勝ち越しも

スポーツ報知 2024年8月2日 10時52分

◆米大リーグ カブス―カージナルス(1日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・今永昇太投手(30)が1日(日本時間2日)、本拠地・カージナルス戦に先発したが、7回に逆転2ランを浴びて、9勝目はならなかった。6回2/3で91球を投げ、10安打を浴びながら7三振を奪うなど踏ん張ったが7回に力尽きて4失点。防御率は3・09となった。

 オールスターを終えて後半戦3度目の登板となった今永。初回は簡単に2アウトを奪ったが、ゴールドシュミットに直球を捉えられて左中間に運ばれ、17号ソロで先取点を献上した。

 2回は昨年のWBCで同僚だったヌートバーに中前安打を許すなど1死一、三塁のピンチを迎えたが後続を抑えて追加点は与えず。1―1の同点となった3回も2死からゴールドシュミット、アレナドに連打を浴びたが、ファムを中飛に打ち取った。4回はヌートバーから見逃し三振を奪うなど、この試合初めての3者凡退。5回は1死からウィンに右前安打を浴びたが、コントレラスとゴールドシュミットを抑えた。

 雨が強くなった6回は、1死からファムに右前安打を許したが、ドノバンを空振り三振、ヌートバーを一ゴロに打ち取って勝ち越しを許さず5イニング連続の無失点と踏ん張った。6回裏には「3番・右翼」でスタメン出場した鈴木誠也外野手(29)が、中堅左へ一時勝ち越しとなる16号ソロ。日本人4人目で右打者では初となるメジャー通算50号の節目の一発は、飛距離459フィート(約140メートル)という自己最長で、今季のカブス選手の中でも最長という圧巻の当たりだった。

 1点のリードをもらった今永だったが、7回は1死からシアニに左前安打を浴びると、ウィンに左翼席へ逆転の8号2ランを被弾。1点ビハインドの7回2死二塁でマウンドを降りて、9勝目はならなかった。

 前半戦は17試合に登板して8勝2敗、防御率2・97の好成績を残してオールスターにも出場。後半戦は7月21日(同22日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で7回2安打1失点、10奪三振、同27日(同28日)の敵地・ロイヤルズ戦は6回途中6安打3失点、3奪三振とともに試合を作ったが、勝敗はついていなかった。

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