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今永昇太7回途中10安打4失点もカブス劇的サヨナラ勝ち 鈴木誠也は自己最長140メートル特大弾で米通算50号

スポーツ報知 2024年8月2日 11時36分

◆米大リーグ カブス5x―4カージナルス(1日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・今永昇太投手(30)が1日(日本時間2日)、本拠地・カージナルス戦に先発したが、6回2/3で91球を投げて、10安打4失点9勝目を逃した。一度は「3番・右翼」でフル出場した鈴木誠也外野手(29)の特大弾で勝ち越したが、7回に逆転弾を被弾した。それでもカブスは9回2死から逆転してサヨナラ勝ちし、今永の3敗目は消えた。

 後半戦初勝利で9勝目を狙った今永。初回に2死からゴールドシュミットに17号ソロを浴びて先取点を許した。2回は初対戦だったWBCの同僚・ヌートバーに中前安打を浴びたが、追加点は与えず。2回裏にはスワンソンの適時打で追いついて1―1の同点となった。

 今永は3者凡退こそ4回の1イニングのみだったが、2回から5イニング連続で無失点。4回以外は毎回安打を許しながら、要所を締めるリズムのいい投球で踏ん張った。すると、6回に鈴木が自己最長でカブスの今季最長となる459フィート(約140メートル)という特大の勝ち越しソロを中堅左に運んでリードを奪った。日本人4人目で、右打者では初となるメジャー通算50号という節目の一発でもあった。

 だが、2―1で1点リードの7回に1死からシアニに左前安打を浴びると、続くウィンに左翼へ逆転2ランを被弾。さらにゴールドシュミットに二塁打を浴びたところでマウンドを降り、9勝目を逃した。後半戦は3試合連続で勝敗がついておらず、変わらず8勝2敗で、防御率は3・09となった。

 試合はカブスが2点を追う9回にベリンジャーのソロで1点差に迫ると、2死二塁でスワンソンが左翼へ適時二塁打を放って追いつき、代打・トークマンがサヨナラの適時二塁打を放った。

 カージナルスの「7番・右翼」でフル出場したヌートバーは中前安打、見逃し三振、一ゴロ、三直の4打数1安打、誠也は見逃し三振、中前安打、中本、一邪飛の4打数2安打1打点だった。

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