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鈴木誠也「僕にそんなパワーがあったのか」自己最長140メートル弾に驚き隠せず、日本人右打者初の米通算50号

スポーツ報知 2024年8月2日 12時32分

◆米大リーグ カブス5×―4カージナルス(1日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手(29)が1日(日本時間2日)、本拠地・カージナルス戦に「3番・右翼」でフル出場し、一時勝ち越しとなる自己最長140メートルの特大16号ソロを放つなど、4打数2安打1打点でチームのサヨナラ勝ちに貢献した。

 2打席目に中前安打を放ち、迎えた同点の6回1死走者なしの3打席目。先発右腕・グレイのシンカーを捉えると、一時勝ち越しとなる中堅左へ圧巻の16号ソロをたたき込んだ。打球角度110マイル(約177キロ)、打球角度25度の一発は、自己最長で今季のカブスの選手でも最長となる459フィート(約140メートル)の特大弾。誠也も試合後のインタビューの中では「僕にそんなパワーがあったのかと思いました」と言うほどのアーチだった。

 この一打で、メジャー3年目で通算50本塁打。日本人では大谷翔平の203本、松井秀喜の175本、イチローの117本に続く4人目の節目で、日本人右打者では初の50本塁打となった。試合は先発の今永が7回に逆転を許したが、9回にベリンジャーのソロで1点差に迫ると、2死走者なしから3連打でサヨナラ勝ちし、誠也も歓喜の輪に加わった。誠也は「本当に諦めていない姿勢が伝わった。今日の勝利は本当に大きいと思う。(サヨナラ打を放った)トークマンのユニホームを破れた(サヨナラ時の儀式)ので最高の気分です」と笑顔を見せていた。

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