◆パリ五輪 第９日 ▽バレーボール女子１次リーグ（３日、パリ南アリーナ）
バレーボール女子は各チームが２戦目を終了。世界ランク７位の日本は、１次リーグ第３戦が行われ、３日午後１時（日本時間同午後８時）から同２０位のケニアと対戦する。日本はポーランド、ブラジルに連敗し、Ｂ組で３位以下が確定。決勝トーナメント進出には、各組３位の中で上位２チームに入る必要がある。
バレーボールの順位は〈１〉勝ち数〈２〉勝ち点〈３〉セット率〈４〉得点率の順番で決まる。日本は現状、Ａ組の米国には〈１〉～〈４〉すべて、Ｃ組のオランダには〈２〉～〈４〉で劣っており、３日のケニア戦では３―０で勝利することが最低条件となる。
その上で、日本より試合が先に行われるオランダ―ドミニカ共和国で両者がフルセットにもつれるか、日本戦の翌日に行われる米国―フランス戦でフランスが３―０で勝利することのいずれかが、決勝Ｔ進出の条件となる。
パリ大会限りで現役引退を表明している主将の古賀紗理那（ＮＥＣ）は、ブラジルに敗戦後「私たちは必死にプレーしているけど、初戦のポーランド戦で言えば、ポーランドの方が必死に我慢していました。私たちは、逆にここを我慢すれば、結果が出せるところで精度が落ちてしまったり。そういう小さいところを修正していこうと話していた」と語っている。