７日に開幕する第１０６回全国高校野球選手権大会の公式練習が２日、甲子園球場で始まった。夏の甲子園初出場となる南北海道代表・札幌日大は２番手で登場し、打撃中心のメニューを消化。エース左腕・小熊梓龍（３年）ら投手陣は投球練習も行った。
公式練習終盤、マウンドに上がった小熊は土の感触を入念に確かめながら左腕を振った。「（南北海道大会が行われた）エスコンのほうが硬さは感じた。良い感触ではありました。良い感じに傾斜があって、投げやすい」とうなずいた。
南北海道大会は準決勝、決勝で２試合連続完投勝利を挙げたが、いずれも屋内での登板だった。甲子園では北海道とは比べものにならない暑さの中でマウンドに上がることになるが「思ったよりは暑くない。もうちょっと（気温が）上がったときにどうなるかというところと、試合までにどれだけ慣れられるかが大事。（暑さ対策は）特にはしていないけど、栄養管理はチームでしっかりやってます」と話した。