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【巨人】あぁ4連敗で3位転落…赤星は6回3失点で7敗目 打線はヤクルト奥川に6回まで無得点 8回に1点差に迫るも届かず

スポーツ報知 2024年8月2日 21時19分

◆JERA セ・リーグ 巨人2―4ヤクルト(2日・東京ドーム)

 巨人がヤクルトに接戦で敗れ4連敗。一時は11あった貯金は7となり、8連勝した阪神と入れ替わり3位に転落した。阿部慎之助監督が後半戦のキーマンに挙げた赤星優志投手は5回まで1失点で踏ん張ったが、6回に2点を追加され降板。またしても今季初勝利はならなかった。8回に打線が2点を挙げて1点差に迫ったが、届かなかった。

 赤星は2回、先頭のオスナ内野手の三塁内野安打で出塁を許した。1死から山田哲人内野手が中前打で続き一、三塁とされると、中村悠平捕手に一塁へスクイズ(犠打野選)を決められ、1点を失った。

 その後は3、4、5回を3者凡退に抑えていたが、6回に痛い2点を奪われた。先頭の西川遥輝外野手に四球を与え、送りバントで1死二塁。4番・村上宗隆内野手は二ゴロに打ち取ったが2死三塁となり、オスナには勝負を避けるような四球で一、三塁となると、太田賢吾内野手に右中間を破る2点三塁打を打たれ3点目を奪われた。赤星は6回3失点で降板。「なんとか守備から良い流れをと思い投球していましたが、先制、追加点と与えてしまったことが悔しいです」と話した。

 巨人打線は1回1死から吉川尚輝内野手が中前打で出塁したが、後続が倒れ無得点。2回、3回はヤクルトの先発・奥川恭伸投手に3者凡退。4回は1死からヘルナンデス外野手が中前打したが、得点圏に進められず、5回、6回は再び3者凡退で抑えられた。

 7回は、右肘手術と育成契約を経て7月30日の阪神戦(甲子園)でプロ初登板を果たした伊藤優輔投手が2番手で登板。内野安打は許したが無失点で切り抜けた。

 8回からこの日、今季初めて1軍昇格を果たした田中千晴投手が今季初登板。先頭の宮本丈内野手を中飛、村上宗隆内野手の“村上シフト”の二ゴロでは落ち着いて一塁カバーに走り、吉川尚輝内野手からの送球を受けアウトに。オスナには左翼線二塁打を打たれたが、太田を遊ゴロに打ち取った。

 3点を追う巨人は8回1死、ヤクルトの3番手・星知弥投手から泉口友汰内野手が四球、1日の阪神戦で死球を受けてこの日はスタメンを外れていた大城卓三捕手も代打で登場し四球を選び1死一、二塁。代わった4番手の左腕・山本大貴投手から丸佳浩外野手が中前打して満塁とすると、吉川尚輝内野手が中前タイムリーで続き、2点を返した。なおも1死一、二塁のチャンスだったが、5番手・石山泰稚投手にヘルナンデス外野手が二ゴロ併殺打に抑えられた。

 巨人は9回表にバルドナード投手が登板したが、岸田捕手の失策も絡んで1失点。結局、2点差でヤクルトに競り負け4連敗となった。

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