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斉藤立は準決勝で韓国選手に敗れる 今大会での親子2代金メダル獲得ならず 銅メダルかけ3位決定戦へ…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月2日 23時52分

◆パリ五輪 第8日 ▽柔道(2日、シャンドマルス・アリーナ)

 柔道男子100キロ超級の斉藤立(JESグループ)は準決勝で、金民宗(韓国)と対戦し、2分45秒、背負い投げで1本負け。敗戦が決まると、思わず頭を抱えた。3位決定戦に回る。

 立は1984年ロサンゼルス、88年ソウル五輪を連覇した故・斉藤仁氏(享年54)の次男で、日本柔道史上初の親子2代での金メダルを目指した。

 会場には母・三恵子さんも応援に駆け付けていた。母は仁氏の写真を両手に持ち、初戦から声援を送った。その声援も力に、初戦の2回戦では21年東京五輪金メダリストのルカシュ・クルパレク(チェコ)に内股で1本勝ち。続く準々決勝は約8分の死闘の末にアンディ・グランダ(キューバ)に勝利したが、準決勝で敗れた。

 

 ◆斉藤 立(さいとう・たつる)2002年3月8日、大阪市生まれ。22歳。5歳で柔道を始め、小6で全国少年大会優勝。大阪・上宮中―国士舘高―国士舘大。全日本選手権は19年に史上最年少17歳1か月で出場し、22年に年少3位の20歳1か月で初優勝。22年マスターズ大会優勝。世界選手権は22年2位、23年7位。191センチ、165キロ。家族は母と兄。

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