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ホーバス監督、続行か退任か 東野技術委員長「それは今から」帰国後に話し合いへ 八村離脱は「レイカーズのプログラムも」…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月2日 21時23分

◆パリ五輪 第8日 ▽バスケットボール男子1次リーグ 日本84―102ブラジル(2日、ピエール・モロワ競技場)

 世界ランク26位の日本は、1次リーグB組最終戦で同12位のブラジルに84-102で敗れ、3連敗。前回の21年東京五輪に続き、3戦全敗で大会を終えた。史上初の「8強入り」を掲げた“史上最強”ホーバス・ジャパンの挑戦が終わりを告げた。この試合、八村塁(レイカーズ)は左ふくらはぎの負傷で離脱していた。

 初戦、23年W杯王者のドイツ戦は第3クオーター(Q)まで互角に張り合い、2戦目で前回銀メダリストのフランス戦は、八村が途中退場の中、「もう限界に来ていた」(渡辺雄)ところからもう一段ギアを上げ、「大金星」にあと一歩に迫った。史上初の8強入りはならなかったが、3戦完敗だった東京五輪から3年、確かな爪痕は残した。

 試合後、東野技術委員長は「細かいところは別としてよくやったと思う。ただ丸かバツかという話しでは、バツ。グッドルーザーではもう満足しないところに来た」と話した。

 4年後の28年ロス五輪に向けて、現体制を継続するか否かは「それは今から」と帰国後、話し合いを行う。「私の算段からすると早いくらいいい世界にいったと思っている。彼自身も3年間、いろんなトライをしながら大変な時期もあった。どう勝つかも、彼自身も多く学んだ部分はあると思う。フランスに勝っていれば全て違ったと思う。誤審かどうかはあるにせよ、そこで決めれなかった。そこは歴史の積み重ね。次に勝てる要素になると思う。インパクト残して、同時に課題を得た」と総括した。

 また、八村の離脱については「診断書が出て、レイカーズのプログラムの中でということ。そういう判断だったと思います」と話した。

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