◆JERAセ・リーグ DeNA2―4阪神(2日・横浜)
阪神が逆転勝ちで、連勝を今季最長の8に伸ばした。貯金も最多の8。セ・リーグ一番乗りで50勝に到達し、2位に浮上した。0―1で迎えた6回にクリーンアップの3連打で逆転。1死二塁で森下が同点打を放つと、佐藤輝が右翼フェンス直撃の安打でつないだ。一、三塁として、大山が中前に勝ち越し打を放った。過去4度の対戦で計24イニングを2得点に封じられていた右腕をようやく攻略。さらに坂本の2点打で一挙4点を奪った。村上は連勝で5勝目。8回に2点差に迫られ、なおも1死一、三塁で降板したが、2番手の石井が牧を三ゴロに打ち取った。その後、2死満塁で救援した桐敷が佐野を二ゴロ。大ピンチを切り抜けた。
以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答
―桐敷が満塁でよく抑えた
「よくって。普通やろ、だって、別に」
―きのう温存できたことが大きい
「球数も少なくいけたしな。まあ、そら、村上があそこ7、8回投げ切ってくれたら、それで済んだけどな」
―前日までと違い、逆転勝利
「いや、もう、きょうは5回まではあれやな。巨人戦の疲れやな。全然バットがなんかこう、違うよな。雰囲気がな」
―振れていなかった
「うん」
―苦手にしていたジャクソンを攻略
「なんか合わんなあ。前川もな、10タコなんよ。なんか合わへんな。ジャクソンに」
―それでもワンチャンスで攻略した
「いやいや、もう3打席目やったからな、結局な」
―先頭の近本の死球から
「ナイスデッドボールやん。全然合うてなかったからな」
―中軸が当たっているから無死一塁で中野に迷わず犠打を
「まずはやっぱり同点にしといたらな、というのがあるからな。後ろのピッチャー考えたらのう」
―大山は4回に一塁走者として、前川の飛球で二塁を回ってから二塁を踏まずに帰塁してアウト。ミスを取り返す決勝打
「そんなんお前、恥ずかしいで、あんなんで抗議したら。ルール知らんのか、言うたんや。踏みかえんと全部アウトやん、なあ。笑われるで、あんなんで抗議しとったら。ちょうど見とったから、やられたなと。なんか牧がすぐ言うたから、こらあかんわと。ルールやからのう。ルールブックやから」