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【DeNA】打線にテコ入れも中盤に崩れ逆転負け 悪夢の9連敗に三浦大輔監督「まず一つ勝つことを目標に」

スポーツ報知 2024年8月2日 22時28分

◆JERA セ・リーグ DeNA2―4阪神(2日・横浜)

 DeNAは6試合ぶりに先制点を奪うも、中盤に崩れ阪神に逆転負け。21年以来3年ぶりの9連敗を喫した。

 両軍無得点の2回。先頭のオースティンが四球で出塁すると、なお1死一塁で京田が四球、続く戸柱が死球を受け1死満塁の好機を作った。ここでこの日から1軍昇格し、即スタメンの林が犠飛を放ち先制に成功。無安打で先取点を奪った。

 しかし、6回に悪夢が起きた。先発のジャクソンは5回までわずか2安打に抑えるも、先頭の近本に死球を与えると、1死二塁で森下に同点打を献上。続く佐藤輝に右前打を打たれ1死一、三塁にすると大山にも勝ち越し打を許し、ここで交代が告げられた。8三振を奪いながらも5回1/3を5安打4失点で降板。2番手で登板した京山も2死満塁で坂本に適時打を浴び流れを止められず、この回一挙4失点とリードを広げられた。

 それでも、1―4の8回1死二、三塁。代打で出場した宮崎が中前へ適時打を放ち1点を追加。しかし、なお2死満塁で佐野が二ゴロに倒れ主導権を奪い取ることができなかった。三浦大輔監督は「選手達が最後まで必死に食らいついてくれた」と振り返った。

 この日はこれまで77試合で4番に座っていた牧が3番に座り、1軍復帰したオースティンが4番を任されるなど打線にテコ入れをしたが、実らなかった。指揮官は「たくさんのファンの方が来てくれているのに期待に応えることができていない。まず一つ勝つことを目標にやっていきます」と力を込めた。

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