巨人の井上温大投手(23)が3日のヤクルト戦(東京D)で5勝目を目指して先発する。2日は東京Dでキャッチボールや短距離ダッシュなどで調整。「初球にストライクを取れればホームランのリスクも少なくなるので。投手有利で投げていけたらいい」と意気込んだ。
ここまで先発、中継ぎ計16試合に登板して4勝4敗、防御率3.38。前回7月27日のDeNA戦(横浜)では6回1失点の好投で勝利をつかんだ。野手の打撃練習の際には外野に入り、守備をしながら打者を観察。「インコースの球をきれいに打ってるとか、逆方向を意識したスイングをしてるなとか。バッターがどういうコースを打ったらこういう打球が来るなというのを見ながらやっています」とイメージを膨らませた。
「相手を見ながら投げることを心がけています」と冷静に相手に立ち向かっていく。