◆パリ五輪 第８日 ▽バドミントン 混合ダブルス（２日、ポルトドラシャペル・アリーナ）
３位決定戦が行われ、２０２１年東京五輪銅メダルで第４シードの渡辺勇大、東野有紗組（ＢＩＰＲＯＧＹ）がバドミントン界初の２大会連続の表彰台となる銅メダルを獲得した。
１日の準決勝で世界ランク１位の鄭思維（てい・しい）、黄雅瓊（こう・がけい）に１４―２１、１５―２１のストレートで敗れ、３位決定戦に回ったが、この日、第３シードの叙承宰（ソ・スンジェ）、蔡侑玎（チェ・ユジョン）組（韓国）を２１―１３、２２―２０の２セット連取で破った。
ペア結成１３年目での２大会連続メダルの快挙にネットも沸騰。試合直後にはＸ（旧ツイッター）のトレンドで「ワタガシペア」のワードが２位まで急浮上。５位に「バドミントン」、７位に「わたがしペア」など関連ワードが上位を占めた。
ネット上には「やったああああああああ！！！！ワタガシ銅メダルー！！！！」、「おおおおおおワタガシ銅メダルだ！ おめでとう！ ２人の頑張りに涙出た！」、「勝ったああああああ！ワタガシペア銅メダルううううおめでとううううううう！！！！！！」などの興奮の声の他、「絶対の信頼関係があるんだろうな こんなに息の合ったペアは見たことがない」などの称賛の声も上がった。
◆渡辺勇大（わたなべ・ゆうた）１９９７年６月１３日、東京・杉並区生まれ。２７歳。小学２年時に小平ジュニアで競技を始める。１７年、日本ユニシス（現ＢＩＰＲＯＧＹ）入社。２０年からＡ代表入り。１６７センチ。利き腕は左。
◆東野有紗（ひがしの・ありさ）１９９６年８月１日、北海道・岩見沢市生まれ。２８歳。小学１年から競技を始める。富岡一中で初めて渡辺とペアを組み、富岡高時代の１４年世界ジュニア選手権で銅メダル。１８年、２１年、２２年全英オープン優勝。２１年、２２年世界選手権銀メダル。１６０センチ。利き腕は右。