◆JERA セ・リーグ 巨人2―4ヤクルト(2日・東京ドーム)
巨人の赤星優志投手がヤクルト戦に先発するも、6回3失点で今季7敗目を喫した。
試合後に杉内俊哉投手コーチは、「試合はつくれるんです。いいピッチャーなんですよ」と評価をしながらも「あそこで踏ん張り切れないのが赤星の弱さかなと思いますけどね」と抹消を明言した。
今後の課題については「僕が見ていて思うのは、空振りを取れるのがフォークと、いいところにいった真っすぐだけ。スライダーとかも空振りを取ろうと思って投げているか、どうかなんです。構えたところに投げようとしているのか、少し甘くても空振りを取ろうとして投げているのかどうか」とコメント。
「僕の見立てですけど、横から見ていると曲がり球は全部とりにいっているなって見えるし、赤星がスライダーで空振りを見たのはあんまりない。スライダーを投げられる子はそれで空振りを取れて、フォークを投げておけば、もっと幅が広がって引き出しが増えて楽に抑えられるはずなのに、スライダーは当てられる…」と考えを語った。