Infoseek 楽天

「今の自分たちならできる」“天敵”米国突破4強へ なでしこ23年W杯得点王・宮沢ひなた「すごく楽しみ」

スポーツ報知 2024年8月3日 10時0分

 サッカー女子代表「なでしこジャパン」のMF宮沢ひなた(24)が2日、“4強への壁”打破を誓った。3日の準々決勝・米国戦に向けて、オンライン取材に対応。なでしこは21年東京五輪、23年女子W杯ではともに準々決勝で敗退。今回は通算1勝8分け30敗の天敵が立ちはだかるが、昨年W杯で得点王(5得点)が準決勝進出に導く。

 MF宮沢の言葉に自然と力がこもった。過去39試合で90分で勝利したのは1度だけの“天敵”米国との準々決勝を前に、「この壁を突破するのはすごく難しいと思いますし、簡単なことではないですけど、今の自分たちならできると思います。みんなの力を合わせてチャレンジするだけ」。チームとして21年東京五輪、昨年の女子W杯と国際大会で2大会連続の8強敗退を喫していることもあり、気合十分だった。

 今大会はチーム事情で本来の前線のポジションではなく、左右の守備も求められるウィングバックでの起用が続く。それでも、スピードを生かしたプレーで23年W杯で得点王(5得点)に輝いた決定力は、1列下がったポジションでも期待される。「(米国は)勝ち上がるにつれて絶対に通らないといけない壁。女子サッカー界としてもすごく大きな一戦。自分はすごく楽しみです」。今大会は3戦無得点。だからこそ、大一番でのゴールが待たれる。(後藤 亮太)

この記事の関連ニュース