Infoseek 楽天

柔道・斉藤立、タップ負けで銅メダルならず「天国のお父さんが見守っていたはずだったが…」の声…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月3日 0時55分

◆パリ五輪 第8日 ▽柔道(2日、シャンドマルス・アリーナ)

 柔道男子100キロ超級の斉藤立(JESグループ)が3位決定戦でアリシェル ユスポフ(ウズベキスタン)に腕ひしぎ十字固めで敗れ、銅メダル獲得はならなかった。

 立は1984年ロサンゼルス、88年ソウル五輪を連覇した故・斉藤仁氏(享年54)の次男。親子2代でメダルを獲得すれば日本柔道史上初めての快挙だったが、手が届かなかった。

 変則柔道で攻めてくる相手に屈辱のタップ負けにネット上には「参ったしちゃった 悔しいよな お疲れさまでした」、「これは残念。マジで悔しいな。これも勝負の世界」、「超変則柔道する相手に対応できなかった感じ いい経験になったんじゃないかな」「くっそ~!!!!!!!! 天国のお父さんが見守っていたはずだったが…無念だ」などの声が集まった。

 今回、初五輪の斉藤は初戦の2回戦で、21年東京五輪金メダリストのルカシュ・クルパレク(チェコ)を1分31秒、内股で撃破。準々決勝では延長の末、アンディ・グランダ(キューバ)に約8分の死闘の末、最後は内股で技ありを取り、勝利。しかし、準決勝で今年の世界選手権王者の金民宗(韓国)に一本負けを喫していた。

 ◆斉藤立(さいとう・たつる)2002年3月8日、大阪市生まれ。22歳。5歳で柔道を始め、小6で全国少年大会優勝。大阪・上宮中―国士舘高―国士舘大。全日本選手権は19年に史上最年少17歳1か月で出場し、22年に年少3位の20歳1か月で初優勝。22年マスターズ大会優勝。世界選手権は22年2位、23年7位。191センチ、165キロ。家族は母と兄。

この記事の関連ニュース