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サッカー日本男子、0―1で前半終了 細谷がゴール揺らすもVARで取り消し 4強かけたスペイン戦…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月3日 0時57分

◆パリ五輪 第8日 ▽サッカー男子・準々決勝 日本―スペイン(2日、リヨン競技場)

 サッカー男子日本代表は2大会連続のベスト4をかけて準々決勝のスペイン戦に臨み、前半を0―1で終えた。

 前半11分、MFフェルミン・ロペスにペナルティーアーク手前で左足ミドルシュートを打たれ、GK小久保玲央ブライアンがはじいたボールはゴール右隅に突き刺さった。日本は今大会4戦目で初失点を喫した。スペインのパスワークに翻弄される展開。前半33分にはMF三戸舜介が右足ミドルを放ち、これがチーム1本目のシュートとなった。

 迎えた同40分、MF藤田譲瑠チマの縦パスをFW細谷真大がペナルティーエリア内で受け、相手DFを背負いながら鋭く反転。右足シュートをゴール左へ決めた。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)検証の末、オフサイドがあったとしてゴールが取り消された。

 さらに、前半アディショナルタイムにはFW山田楓喜の右サイドからのFKをファーサイドで細谷が頭で合わせたが、左ポストを直撃。0―1のまま前半を折り返した。

 日本は1次リーグでパラグアイ(5〇0)、マリ(1〇0)、イスラエル(1〇0)に3戦連続の完封勝利。日本史上初の24歳以上のオーバーエージ(OA)不在での8強入りを決めた。イスラエル戦から中2日で先発7人入れ替えて臨んだ。

 ◆東京五輪・スペイン戦VTR 21年8月3日準決勝で対戦。日本は前後半13本のシュートを許しながら懸命の守備。0―0で突入した延長後半10分、サイドでボールを受けたFWアセンシオ(当時Rマドリード)がシュート。強振した左足から放たれたボールは美しい軌道を描き、日本の希望を打ち砕くゴールがサイドネットに突き刺さった。スペインが金メダル候補の貫禄を示した。

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