◆パリ五輪 第8日 ▽サッカー男子・準々決勝 日本0―3スペイン(2日、リヨン競技場)
サッカー男子日本代表は2大会連続のベスト4をかけた準々決勝のスペイン戦に0―3と敗れた。今大会初失点から計3失点を喫し、試合後は涙に暮れたGK小久保玲央ブライアンは「悔しい気持ちです。自分たちがやれることはできたので、悔いはないかなと思っています」と振り返った。
1次リーグ3試合では好セーブを連発し無失点。その姿は“国防ブライアン”と評され、今大会で大きく評価を上げたひとりとなった。しかしこの試合ではバルセロナのMFフェルミン・ロペスにワールドクラスのミドルシュートから2ゴールを許し「先制されてしまったので、すごく厳しい展開になってしまったと思います。このチームにかける思いだったり、最後までいたかったので…こんな形で終わってしまってすごく悔しかった」と話した。
またVARでFW細谷のゴールが取り消されたことについては「あそこで追いつけていたら、自分たちも波に乗れていたかなと思っていたので、そこを取り消されてしまって、そこからのゲーム展開はきつくなってしまった」と語り、試合の流れをつかめなかったことを悔やんでいた。