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バレーボール日本男子が米国に敗戦も、決勝トーナメント進出!…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月3日 5時45分

◆パリ五輪 第8日 ▽バレーボール男子1次リーグ 日本1―3米国(2日、パリ南アリーナ)

 1次リーグ(L)最終戦で、世界ランク3位の日本は同6位の米国に1―3敗れた。1勝2敗とし、C組3位で2大会連続の決勝トーナメント進出が決まった。争っているA組3位のセルビアが残りの1試合を3―0で勝った場合も、勝敗と勝ち点で並び、セット率で上回るため同組3位以上での2大会連続の決勝トーナメント進出が、決まった。

 日本は第1セット、西田の攻撃で先制。4点差とされたが高橋藍の攻撃で2点差に。だがその後は点差を広げられて、16―25で落とした。第2セットは高橋健太郎をスタートから投入。高橋健のブロックなどで追い上げたが18―25と米国に連取された。

 第3セットは石川祐希に代えて大塚達宣を起用。リードを奪うと最後は山内のサービスエースで、25―18と1セットを取り返した。第4セットは中盤まで一進一退。終盤に反撃を試みたが、19―25で逃げ切られた。 

 昨秋の五輪予選で08年北京大会以来、16年ぶりの自力での出場権をつかんだ。五輪前のネーションズリーグ(NL)では、初の銀メダル。ポーランドで事前合宿し、世界ランク1位の同国との強化試合では3―2で破った。順調に調整してきたが、五輪開幕試合として行われた7月27日の初戦で、当時世界ランク11位のドイツにフルセットで敗戦。同31日のアルゼンチン戦は3―1で今大会初勝利。米国戦が始まる前の時点でC組3位につけていた。

 アルゼンチン戦で両チーム最多21得点を挙げた西田有志(大阪ブルテオン)は「この1勝を取るのにどれだけ必死だったかっていうのは、チーム全員がすごく肌で感じていた。ずっと緊張感があったけど、全員がそれぞれフォーカスして準備できたのが、この結果につながったと思います」と話していた。

 ◆パリ五輪の1次L突破条件 12チームがA~Cの3組に分かれて総当たり戦を行い、各組上位2位までと3位の中で成績上位2チームが決勝トーナメント(T)に進む。順位は(1)勝利数(2)勝ち点(3)セット率(4)得点率で競う総合成績で決まる。進出した各組1、2、3位グループ内で総合成績により、決勝T初戦となる準々決勝の組み合わせが決定。1位突破組の成績最上位は3位突破した中の2位チームと対戦する。

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