絶対王者リネールを蹴ったジョージア選手、柔道混合団体は出場できず 国際連盟が出場停止処分…パリ五輪

◆パリ五輪　第８日　▽柔道（２日、シャンドマルス・アリーナ）

　国際柔道連盟は２日、男子１００キロ超級のグラム・トゥシシビリ（ジョージア）に対し、３日に行われる混合団体戦の出場停止と、当面の国際大会出場停止処分を科した。金メダルを獲得したテディ・リネール（フランス）と対戦した準々決勝で、一本負けした後にリネールを蹴り上げ「非スポーツマン的行為」として反則負けを宣告され、敗者復活戦への出場も認められなかった。国際連盟は「柔道の精神に反する」と断じ、詳細を調査することを公表した。