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大橋悠依、200M個人メドレー準決勝敗退も涙で「自分自身の選んだ道もすごく誇りに思ってます」…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月3日 5時13分

◆パリ五輪 第8日 ▽競泳(2日、ラデファンス・アリーナ)

 女子200メートル個人メドレー準決勝が行われ、2021年東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)は、2分10秒94の全体12位で準決勝敗退となった。

 レース後、まだ第2組のレースを残す段階でインタビューを受けた大橋は「あんまりタイムが上がらなくて、恐らく、このタイムじゃ残れないので、ちょっと悔しいですけど、すごくこの雰囲気を楽しむことができたので。夢に見ていた有観客のオリンピックですし、それは心の底から楽しみことができました」と笑顔で答えた。

 この日の泳ぎについては「結構、いい感じかなと思ったんですけど、後半、思ったより重くて」と振り返り、「やれることはやったかなと思ってます」と続けた。

 東京五輪からの3年間については「苦しいことの方が多かったですけど、ここまでたどり着くことができて、自分自身の選んだ道もすごく誇りに思ってますし、本当に周りの方の支えなしには来れなかったので、本当に感謝してます」と話した。

 大橋は、3月に行われた代表選考会で、東京五輪2冠種目のうち、400メートル個人メドレーは落選。落選なら現役引退も示唆していた200メートルでは意地を見せ、2大会連続での代表入りを決めた。本番へ向けて「自己ベストを出すことが、メダルや一つでもいい順位に近づくと思うので。集大成、決勝の舞台に行けるように準備をしたい」と話していた。

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