◆米大リーグ アストロズ3―2レイズ(2日・米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク)
ブルージェイズからアストロズにトレードされた菊池雄星投手が2日(日本時間3日)、本拠のレイズ戦に移籍初登板。
初回ディアスに二塁打、カールソンに2ラン本塁打を浴びた。しかし、その後は立ち直り、3回1死から5回まで日本人最多タイになるとともに、球団タイの8連続奪三振を記録した。
2―2の同点で迎えた6回先頭のディアスを歩かせて記録はストップしたが、続くカールソンを11個目の三振。しかし、2アウト後モレルを歩かせて95球で降板。地元ファンの大歓声の中、ベンチに消えた。5回2/3を3安打11奪三振、3四球で2失点。防御率は4・67となった。
メジャーの1試合最多連続奪三振記録は10だが、日本人投手では2019年9月17日レッズ戦でカブス時代のダルビッシュ有、2020年8月18日ブルワーズ戦でツインズ時代の前田健太がそれぞれ8連続奪三振をやっており、菊池が3人目。左腕では初めてとなった。
試合は菊池の力投で2―2の同点をキープ。7回にアストロズがディアスの二塁打で勝ち越して逃げ切り、菊池鮮烈デビュー試合を勝利で飾った。