◆米大リーグ アスレチックス6―5ドジャース(2日、米カリフォルニア州オークランド=オークランドコロシアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地・アスレチックス戦に「1番・DH」で出場し、4試合ぶりの33号を放った。
2-6で迎えた9回2死一、二塁。敗戦目前での打席で迎えた第5打席。打った瞬間だった。カウント1-1から、高めの直球を叩き、右越え3ランを放った。打球速度116・3マイル(約187・2キロ)、飛距離405フィート(123.4メートル)、打球角度25度の一打だった。
5-6と1点差に迫ったものの、続くスミスが凡退し、3連敗を喫した。
「ここ数試合の状態はあまり自分の中でも、良くないかなとは思う。最後のその前の打席で打てれば、チームとしてもうちょっと、勝てるチャンスがあったんじゃないかなとは思います」。7回2死満塁の第4打席で、スライダーをひっかけて一ゴロに倒れた打席を悔やんだ。
31日(同1日)のパドレス戦では3打数無安打1四球で移籍後初の3試合連続ノーヒット、同最長タイの15打席無安打となった。この日は4打数無安打で19打席連続無安打となっており、その鬱憤を晴らす一打だった。
後半戦4発目。ブレーブスの指名打者M・オズナに1本差に迫られていたが、再び突き放した。また4打席目まで無安打だった瞬間に、L・アラエス(パドレス)に打率首位の座を明け渡していたが、本塁打でトップに再浮上した。