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【巨人】やっぱり5番が大事! 死球からスタメン復帰の大城が猛打賞&1打点 粘って激走内野安打で打線に点火

スポーツ報知 2024年8月3日 23時15分

◆JERA セ・リーグ 巨人8―4ヤクルト(3日・東京ドーム)

 巨人の大城卓三捕手が死球交代から2試合ぶりにスタメン復帰し、いきなり3安打1打点の活躍を見せた。

 1日の阪神戦(甲子園)で右脇腹に死球を受けグラウンドに倒れ込み交代。前夜(2日)はスタメンを回避し代打での出場(結果は四球)となっていたが、この日は「5番・一塁」に戻ってきた。2回無死で迎えた初打席。ヤクルト高橋に対しフルカウントから3球ファウルで粘り、最後は三遊間への深いゴロ。決して速くないが、懸命に一塁まで走って間一髪セーフで出塁した。

 この気迫あふれるプレーに引っ張られたか、続く坂本勇人内野手が左翼フェンス直撃の二塁打で続き、岸田行倫捕手の逆転3ランが生まれた。

 そして、3回に2死から4番・岡本和真内野手が二塁打で出塁し、迎えた大城の第2打席。しぶとく右前にタイムリーを放ち、貴重な1点を追加した。

 結局、5回には3番・ヘルナンデス&4番・岡本に連続本塁打も飛び出し、さらに大城がこの夜3安打目となる左前安打。打線はさらにつながり、最後は船迫大雅投手のプロ初打席が中犠飛となり、大城が貴重な8点目のホームを踏んだ。

 4連敗中は打線に元気がなかったが、大城の復帰と同時にクリーンアップが揃って大活躍。これには阿部監督も「中軸が打ったらこういうゲームになるし、勝ちに近づけるので。毎日集中力を切らさず頑張ってもらいたいなと思います」と手応えを口にした。

 交流戦明けから、大城が「5番」に定着してから得点力が上がり前半戦首位ターンするなどチームが浮上。「頼れる5番」が再び巨人を勢いづける。

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