Infoseek 楽天

柔道混合団体で日本が大接戦の末に初戦突破!個人戦では敗退の阿部詩が出場し1勝目 高市未来が締めた…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月3日 16時32分

◆パリ五輪 第9日 ▽柔道(3日、シャンドマルス・アリーナ)

 柔道競技の最後を締めくくる混合団体が行われ、日本は初戦となる2回戦でスペインと激突。女子の阿部詩(パーク24)は、個人戦では阿部と同じ52キロ級で1回戦敗退したアリアネ・トロソレルと57キロ以下の第1試合で対戦した。

 阿部は谷落としで技ありを先行される苦しい展開。だが2分15秒に大腰が決まった。一度は一本と判定された。すぐに取り消され、技ありに変更されたが、集中力を切らさなかった。延長が目前となった3分59秒、袖釣り込み腰で技ありを奪って合わせ技一本。日本の1勝目を手にした。

 日本は、高市未来、村尾三四郎も勝利。だが、スペインも意地を見せた。第5試合を終え、日本の3勝2敗。第6試合を任された斉藤立は、100キロ級のニコロズ・シェラザジシビリと対戦したが、優勢で敗れた。

 両国とも3勝3敗で並んだため試合後に抽選が行われた。女子70キロ級の試合に決まり、ゴールデンスコア方式の決定戦では、高市がカバナペレスに1分22秒、小外刈りで一本勝ち。勝負を決めた。

 ◆混合団体の試合形式 19チームが出場し、男女3人ずつ、計6人で競う。階級は男子が73キロ以下、90キロ以下、90キロ超、女子が57キロ以下、70キロ以下、70キロ超の3つ。先に4勝を挙げたチームが勝利となり、勝利は10点、優勢勝ちは1点、指導の差の勝利は0点とカウント。3勝3敗の場合はポイント差、それでも差がつかない場合は無作為に選ばれた階級でゴールデンスコア方式の決定戦を行う。

この記事の関連ニュース