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柔道混合団体、ハラハラ初戦突破に「高市選手ありがとうございました!」 「詩ちゃん、帰ってきた!」の歓喜の声も…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月3日 16時50分

◆パリ五輪 第9日 ▽柔道(3日、シャンドマルス・アリーナ)

 柔道競技の最後を締めくくる混合団体が行われ、日本は初戦となる2回戦でスペインと激突。女子の阿部詩は57キロ以下で、個人戦では阿部と同じ52キロ級で1回戦敗退したアリアネ・トロソレルと第1試合で対戦した。

 阿部は合わせ技一本で日本が先勝。だが、スペインも意地を見せた。第5試合を終え、日本の3勝2敗。第6試合を任された斉藤立は、100キロ級のニコロズ・シェラザジシビリと対戦し敗れた。

 両国とも3勝3敗で並んだため試合後に抽選が行われた。ゴールデンスコア方式の決定戦で、女子70キロ以下の対戦となり、日本の高市未来が勝利。勝負を決めた。

 詩の“復活”にはネットも沸騰。「なんと!! 阿部詩ちゃん出場だなんて」、「詩ちゃん、帰ってきた! 凜々(りり)しいなああ」、「詩ちゃん、良し!やった!勝った! ドキドキしちゃった」、「阿部詩選手やったぜ! 技あり合わせ技1本で逆転勝ち! 日本まず1勝!」などの歓喜の声が集まった。

 斉藤立が敗れ、抽選での代表戦となったハラハラの勝利。ネット上には「柔道団体戦、めちゃ面白い」、「めっちゃヒヤヒヤしたけど団体戦、オモロー」、「柔道団体がエラいことになっていましたが、高市選手ありがとうございました!」、「斉藤選手、100キロ級の選手に負けた… ちょっと弱くない? 見た目めっちゃ好きやから次はいい所見せて欲しい!」など様々な声が上がった。

 抽選での代表選手決定法への「柔道団体の体重決めルーレットが 面白い」、「柔道のルーレット草」の声もあった。

 ◆混合団体の試合形式 19チームが出場し、男女3人ずつ、計6人で競う。階級は男子が73キロ以下、90キロ以下、90キロ超、女子が57キロ以下、70キロ以下、70キロ超の3つ。先に4勝を挙げたチームが勝利となり、勝利は10点、優勢勝ちは1点、指導の差の勝利は0点とカウント。3勝3敗の場合はポイント差、それでも差がつかない場合は無作為に選ばれた階級でゴールデンスコア方式の決定戦を行う。

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