◆JERA セ・リーグ 巨人8―4ヤクルト(3日・東京ドーム)
巨人が逆転勝ちで連敗を「4」で止め、貯金を8に戻した。先発の井上温大投手は岸田行倫捕手の逆転3ランなどで4点の援護をもらい、勝ち投手の権利目前までいったが5回2死から1点を失い降板。直後の5回にヘルナンデス外野手と岡本和真内野手の連続本塁打、2番手で火消し役を果たした船迫大雅投手のプロ初打席初打点となる犠飛で4点を追加し試合を決めた。阪神が敗れたため、2位に再浮上した。
【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】
―逆転勝利
「連敗を止められたので良かったですね」
―岸田が逆転3ラン
「大きいですよね。いきなり四球出してね、ポコーンてホームラン打たれて。また変な流れになってきちゃったなと思いながら見ていたところだったんですけど、そこでひっくり返すホームラン、大きかったなと思います」
―先発の井上は5回途中3失点
「いや、ひどいですよね。その一言です」
―船迫が好救援、初打席で犠飛
「投げて打って、勝利投手になったのでね。これからも大事なところで投げてもらうので引き続き頑張ってもらいたいなと思います」
―坂本
「いいスイングもできてきましたし、らしさも出てきているのでね。たまたまヒットにならなかった部分もあるし、彼なりに必死こいてやっているのも分かりますので」
―明日は菅野が先発
「とにかく勝ち越せるように、またみんなで頑張りたいなと思います」
―岸田は最近守備でも悔しい思いをしていた中で大きな一発
「大きいね。自分にとっても楽になった一本じゃないかなと思います」
―船迫が打席に向かう前にベンチで声をかけていた
「どういう状況でも行くからって言って。打てそうかって言ったら『気持ちだけは』って。じゃあ打ってこいって」
―初打席初打点
「大きな1点だったと思うよ」
―中軸にも当たりが出た
「中軸が打ったらこういうゲームになるし、勝ちに近づけるので。毎日集中力を切らさず頑張ってもらいたいなと思います」