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バドミントン女子シングルス 山口茜が世界ランク1位の安に1―2 3度目五輪も準々決勝の壁…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月3日 16時48分

◆パリ五輪 第9日 ▽バドミントン(3日、ポルトドラシャペル・アリーナ)

 女子シングルス準々決勝で山口茜(再春館製薬所)が世界ランク1位の安洗塋(アン・セヨン、韓国)と対戦した。第1ゲームを奪ったが、続く2ゲームを連取され、1―2で敗れた。

 第1ゲームは終始リードする展開。最後はネット際からバックハンドスマッシュを決め、21―15で先取した。しかし、第2セットはミスが目立ち主導権を握られる。16―17と終盤追い上げたが、最後は17―21で奪われ、試合は最終ゲームにもつれこんだ。

 第3ゲームも序盤から安のペース。1―3からは倒れ込んだ状態からシャトルを返すスーパープレーも見せたが、強烈なスマッシュを打ち込まれた。5―11でチェンジエンドしても流れは変わらず、8―20で奪われて準決勝進出はならなかった。

 3大会連続出場の山口は16年リオ、21年東京五輪ともに8強。またも、壁を越えることはできなかった。

 ◆山口 茜(やまぐち・あかね)1997年6月6日、福井・勝山市生まれ。26歳。兄の影響で5歳から競技を始め、2012年12月に史上最年少15歳で日本代表選出。13年ジャパンOPで日本勢初優勝、14年全日本総合で史上4人目の高校生V。勝山高から16年に再春館製薬所入り。18年4月に女子単で日本勢初の世界ランク1位。21、22年世界選手権で連覇。22年全英オープン初制覇。趣味はアニメ観賞。156センチ。

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