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バドミントン女子、五輪初出場の大堀彩はリオ金メダルのマリンに敗れ準々決勝敗退…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月3日 18時55分

◆パリ五輪 第9日 ▽バドミントン(3日、ポルトドラシャペル・アリーナ)

 世界ランキング10位で、五輪初出場の大堀彩(トナミ運輸)が準々決勝で敗退した。同4位で2016年リオデジャネイロ五輪女子シングルス金メダルのカロリナ・マリン(スペイン)に13-21、14-21のストレートで敗れた。2023年に2度対戦し、1勝1敗の相手。ただ、対戦成績では五分だが、大舞台での経験の差が大きく出た。

 第1ゲーム、大堀は攻守がかみ合い、5-3とリードした。しかし、守りに入る悪い癖が顔を出し、中盤には焦りからか、早い段階で凡ミスを連発。逆転され、7-8からは5点連取されるなど、完全に主導権を奪われた。

 左利きから切れ味鋭いショットとテクニックで、相手を振り回すのが大堀のプレーだ。それには思い切りと粘りが必要だが、その戦略を組み立てる前にミスが出た。13-21で第1ゲームを落とすと、第2ゲームも、滑り出しでリードを許すと、最後まで追いかける苦しい形となった。最後は14-21で力尽きた。

 父均さんと二人三脚で目指してきた大舞台。初の五輪は、8位入賞で幕を閉じた。

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