◆JERAセ・リーグ 広島―中日(3日・マツダスタジアム)
広島は、先発の8番・森下暢仁投手のバットで勝ち越しに成功した。1点を追う5回に矢野のバント安打に失策が絡む形で同点に追い付いた直後の無死二、三塁。高くバウンドが弾む打球が中前に抜けた。自身を助ける勝ち越しの2点タイムリーとなった。
3試合連続で「8番・投手」として出場した背番号18。2度目の猛打賞をマークした6月25日のヤクルト戦(マツダ)以来、11打席ぶりで2年ぶりのシーズン2ケタの10安打に到達した。
本業のマウンドでは、4回1死一、三塁から福永の中前適時打で先取点を献上。4回まで3度の先頭安打を浴びる苦しい投球だったが、5回まで1失点。2点リードで試合を折り返した。