◆JERAセ・リーグ 広島4―1中日(3日・マツダスタジアム)
広島は、逆転で中日を下し、今季2度目の最長タイ5連勝で首位をキープ。今季初めて貯金を2ケタ10に乗せた。森下が8回1失点で、5回には勝ち越しの2点打。投打の活躍で8勝目をたぐり寄せた。酷暑の中、約1か月間の7カード連続となる屋外球場の戦いを締めくくる中日3連戦を連勝でカード勝ち越しに成功。マツダでは7連勝となった。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
―森下投手は先頭に安打を許す立ち上がりだったが
「まあでも、要所を締めて、今日も素晴らしいピッチングです。何も言うことはございません」
―そんな立ち上がりから8回まで投げたことで中継ぎを休ませられた
「それも大きかったね。この暑い中、しっかり8回まで投げてくれて、ブルペンの負担も軽くしてくれた。本当にこちらも助かりました」
―打撃でも
「ベンチから、普通に期待していました」
―内野前進のシチュエーションもあり、バットに当てようとする意識が見えた
「こっちは見てても高めに浮いてきてくれさえすれば、相手も前進だったし。森下ならなんとかバットに当ててくれると思っていたから。本当ナイスバッティングだったと思います」
―森下選手の8番起用の狙いをあらためて
「アツ(9番・会沢)もしっかり振れている。仮に前(の打者が)が出たら森下が送ってアツというのも考えているし、いろいろ考えている。8番に入った方がいいのかなと。バッティングがいいから8番に入っているというそれだけじゃなく、いろいろな動きをイメージしながら。いろいろ考えてる」
―栗林投手が30セーブ
「やっぱり本人も、トップにいきたいと思っていると思う。今日(中日)ライデル・マルティネスに並んだでしょう? 素晴らしい数字だと思います。今日もボール自体の勢いはあったように見えました。素晴らしい、うちのクローザーですから」
―(自ら)
「そういう意味でもアキ(7回に4点目を奪う適時打の秋山)一打は大きかった。アキのヒットでリードを3点にしたというのは大きかったです」