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V候補・京葉ボーイズ、エース古川が復活 4番・木村は古川の助言で打撃復調…エイジェックカップ選手権大会

スポーツ報知 2024年8月4日 6時30分

◆エイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会 ▽2回戦 京葉ボーイズ(千葉)7―1金光ボーイズ(岡山)(8月3日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 優勝候補の京葉ボーイズが盤石の試合運びで3回戦に進出した。

 初回1死から2番・岡村凜汰郎(3年)が左翼線二塁打で出塁。1死三塁から4番・木村瑛太(3年)が右越え三塁打で先制。2点ロードの3回には岡村、深野匠馬(3年)の連続三塁打から木村が中犠飛を放ち加点した。

 投げてが先発・吾妻海吏(3年)が3回1失点。2番手で背番号1の古川颯太郎(3年)が2回を無失点。その後、井上翔真(3年)、深野、佐野令旺馬(3年)と計5投手を継投した。

 関口勝己監督(59)は「みんな調子がいいから。誰を使ってもいい」とうれしい悲鳴。古川はエースとして期待されながら、5月以降は右肩痛で登板できなかった。リハビリを経てこの日は久々の公式戦登板。「ベストが10だとすると、7、8くらい」と自己評価は厳しい。それでも「ジャイアンツカップで優勝するためにはボーイズ(の選手権大会)で1位にならないと」と気合。指揮官は「これで投げられることが分かった」と優勝へ向けた“最後のピース”として期待する右腕の復活へ手応えを感じている。

 この日、バットで活躍した木村は「(打撃の状態が)良くなかったけれど、チームメートのアドバイスのお陰で良くなった」と告白。古川が木村の打撃フォームをチェックして「ためがない」と一言。その言葉を意識したお陰で復調したという。

 お互いに高めあうエースと4番。これから続く激戦の前に、頼もしい男たちが“復活”した。

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