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広島の3割超え恐怖のピッチャーが決勝打で8勝 投打で勝利をたぐり寄せ5連勝で首位キープ

スポーツ報知 2024年8月4日 5時0分

◆JERAセ・リーグ 広島4―1中日(3日・マツダスタジアム)

 森下が、涼しい表情でガッツポーズした。同点に追いついた直後の5回無死二、三塁から中前に決勝2点打。「今日も床田さんが1本打っていいよ、と。1本出て良かったです」。本業では8回1失点で8勝目。投打で勝利をたぐり寄せ、チームは今季2度目&最長タイ5連勝で首位をキープした。貯金も今季初めて2ケタ10に乗せた。

 球宴で投手で56年ぶりに代打安打を放った“ライバル”に対して宣言通りに快音を響かせた。登板前、王手をかけていた2年ぶりのシーズン10安打到達と打率3割キープを誓い、1安打2打点で3割3厘。「(今季6安打の床田は)悲しんでいると思います」と余裕の笑み。勝利打点は昨年6月28日にプロ1号の決勝3ランを放って以来だった。

 7カード連続の屋外球場の戦いを締めくくる中日3連戦に連勝で、カード勝ち越しを決めた。「勝ったら皆さんの笑顔が見られるので、今後も頑張りたい」と背番号18。酷暑をはねのけ、さらに流れに乗っていく。(畑中 祐司)

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