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なでしこジャパン、パリ五輪はベスト8で敗退 池田太監督の去就は白紙、他候補者も検討…佐々木則夫女子委員長明かす

スポーツ報知 2024年8月4日 2時47分

◆パリ五輪 第9日 ▽サッカー女子準々決勝 日本0―1米国(3日・パルク・デ・プランス競技場)

 サッカー女子代表「なでしこジャパン」は4強をかけた準々決勝・米国戦に0―1と敗れ、ベスト8で敗退した。0―0の延長前半アディショナルタイム2分、米国代表FWトリニティ・ロッドマンに先制ゴールを許し、追いつくことはできなかった。

 日本サッカー協会の佐々木則夫女子委員長は、負傷者も出た中で見せたなでしこジャパンの戦いを「選手たちももうギリギリのところで今ピッチに立ってる状況の中でも本当よくやってくれてたと思います」と振り返った。フィジカルで上回る米国を相手に、延長まで粘り強く守り、カウンターでチャンスも作った内容を評価しつつ「やはりもう少し、日本のなでしこジャパンらしい部分をもっと上げていかないといけないなというところも、すごく反省の部分であります」とボール保持率で29%と、米国を大きく下回ったことを課題に挙げた。

 また23年女子W杯に続きベスト8という成績となった池田太監督については、チームマネジメントや若手の起用などについて評価。今後の去就については「僕だけの判断ではない。女子委員会、理事会も含めての段取りもある。そこはこの経過を見ながら。もちろん、本人(池田監督)とも話をしなきゃいけない」と語り、白紙であることを強調。池田監督の続投、他候補者も含め、8月中をめどに検証、検討を進め、方向性を決める考えを示していた。

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