◆パリ五輪 第９日 ▽陸上（３日、フランス競技場）
男子と女子が交互に２人ずつ４００メートルを走る混合１６００メートルリレー決勝は、オランダが３分７秒４３の世界歴代２位の好記録で金メダルを獲得した。
２日の予選で従来の世界記録（３分８秒８０）を１秒３９も更新する３分７秒４１の世界新記録をマークした米国が１走からアンカーの４走まで首位を快走していたが、最後の直線でオランダのフェムケ・ボルが米国のケーリン・ブラウンを大逆転した。
米国は０秒３１差の３分７秒７４で銀メダル。銅メダルは３分８秒０１で英国だった。
同種目は五輪では２１年東京五輪から採用され、ポーランドが初代王者に輝いた。以前は男女選手の出走順は任意だったが、今大会から男子、女子、男子、女子の出走順に決められた。
日本はパリ五輪の出場権を獲得できなかった。