８月４日の札幌４Ｒ・３歳未勝利（ダート１７００メートル＝１４頭立て）は、９番人気のソルアマゾン（牡、栗東・小栗実厩舎、父リオンディーズ）が、ゴール前の叩き合いを制して初勝利を挙げた。
ホッカイドウ競馬所属で地方通算１１００勝を挙げる石川倭騎手は、昨年の８月６日の札幌７Ｒ・１勝クラスでサンダビュークを勝利に導いて以来のＪＲＡ通算３勝目。２着は７番人気のドゥザキャッチ、３着は１１番人気のフィアマフルミネで、３連単２８８万７１０円の大波乱となった。勝ち時計は１分４７秒５（稍重）。
最内枠から前半は後方から運び、向こう正面で徐々に前へ進出。まくって３、４角で先頭に取りつくと、直線は内のドゥザキャッチとのマッチレースを首差で制した。鞍上は「少ないチャンスを生かせて、うれしい気持ち。フットワークが良くて、あまり欠点がない馬。事前に砂をかぶるのを嫌がっているのは分かっていたので、工夫して乗ろうと考えていた。馬はいい走りをしてくれました」と喜んだ。