◆パ・リーグ ソフトバンク―日本ハム(4日・みずほペイペイドーム福岡)
日本ハム・宮西尚生投手がNPB史上初の通算400ホールドを達成した。
1点リードの8回から2番手でマウンドに上がり、0回2/3を無失点。リードを保ったまま降板し、金字塔を打ち立てた。
首位・ソフトバンクを相手に、先発の伊藤大海が7回7奪三振1失点と熱投。2―1としびれる場面で17年目のベテラン左腕がバトンを受けた。先頭の代打・牧原大に右前打を許し、周東の送りバントで1死二塁とされたが、続く代打・中村晃を追い込んでから141キロの直球で中飛。2死二塁、次打者が右の今宮となったところで新庄監督は池田とスイッチし、その池田が今宮を左飛に抑えた。
イニング終了後には前人未到の400ホールドを祝して、場内アナウンスが流れた。記念ボードを渡された39歳の鉄腕は、レフトスタンドのファンに向かって誇らしげにボードを掲げた。