◆パ・リーグ オリックス―ロッテ(4日・京セラドーム)
ロッテの種市篤暉投手が、7回4安打8奪三振、無失点の快投を見せ、7月13日のオリックス戦以来となる今季6勝目の権利を得て降板した。
初回に岡の先頭打者弾で援護点をもらった種市は、伸びのあるストレートを軸にスライダー、フォークでオリックス打線を翻弄し、5回までは3安打に封じ込めた。6回には先頭・大里を振り逃げで出塁を許すと、2死一、三塁のピンチを招いたが、5番・紅林を右飛に仕留めて無失点で切り抜けた。
直近2戦では7月20日の日本ハム戦が4回0/3で9失点、28日の楽天戦は5回まで完全投球ながら5回1/3で6失点と、2試合続けての乱調となっていた。この日に向けては、「1週間やってきた事を明日の試合で出せるように、初回から1球1球集中して投げます。チームの状態もいいのでその流れに乗っていけるように頑張ります」と意気込んでいた。