◆JERAセ・リーグ 広島6―4中日(4日・マツダスタジアム)
今季初先発した中日・根尾昂投手は3回を8安打6失点で降板し、プロ初黒星を喫した。
初回に先頭・秋山をストレートの四球で歩かせると、野間に左前安打を浴び、いきなり無死一、三塁を招いた。ここで中村貴の投手強襲ライナーをグラブではじいた後、二塁に痛恨の悪送球。早々と先取点を奪われた。さらに小園の適時打、坂倉のタイムリー二塁打で追加点を許すと、矢野にも左中間への適時二塁打を浴びた。
2回の攻撃では自らタイムリー二塁打を放ち、1点を返したが、その裏には秋山にインハイの直球を右翼席に運ばれた。3回は無失点に抑えたものの、4回の打席で代打を送られた。
根尾は昨年9月30日の巨人戦(東京D)以来、プロ4度目の先発だったが、結果を出すことはできなかった。