◆米大リーグ アスレチックス0―10ドジャース(3日、米カリフォルニア州オークランド=オークランドコロシアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が3日(日本時間4日)、敵地・アスレチックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。自身初の30本塁打&30盗塁の「30―30」を初めて達成した。
DHでの「30―30」は史上初。ド軍ではR・モンデシー(97、99年)、M・ケンプ(2011年)に次いで3人目(4度目)の快挙だった。
試合は4―0で迎えた9回に先頭の大谷の安打、盗塁から打線がつながり6点を追加。10―0での9回裏には、野手のE・ヘルナンデスが登板し、打者4人を相手に無失点で抑え、締めくくった。
ヘルナンデスは今季2度目の登板。打者としては4打数3安打2打点の大活躍だった。全球スライダーで最速62マイル(約100キロ)の遅球を駆使。試合後にはグラウンドでテレビインタビューに登場し「打って守って投げて、まるで大谷翔平みたいでしたね」とマイクを向けられると「翔平 WHO?(誰)」とボケてすぐさまクラブハウスに走り去った。