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【巨人】戸郷翔征と大勢が石川県の少年たちと交流「感謝の気持ちを忘れずやってほしい」

スポーツ報知 2024年8月4日 20時56分

◆JERAセ・リーグ 巨人4―1ヤクルト(4日・東京ドーム)

 巨人の戸郷翔征投手と大勢投手が試合前に石川県珠洲市の少年野球チーム・珠洲学童野球クラブの11選手と交流した。1月に発生した能登半島地震の復興支援として東京都が子どもたちをこの日の一戦に招待。質問タイムや記念撮影が設けられた。

 少年たちからは昨年3月のWBC決勝で登板した際について問われ、2―1の3回から登板していた戸郷は「先頭がトラウト選手で、めっちゃ緊張したけど三振が取れたので。1アウトしか取っていなかったですけど、ベンチに帰って喜びたい気持ちでした。ゼロでつなげて良かったなと思います」と述懐。3―1の7回に登板していた大勢は「勝っていたらダルビッシュさんと、大谷さんが投げるのが決まっていたので」とし、「日本の皆さんに夢の継投を見せられるように、歓喜の瞬間を見せられるようにという気持ちで投げていました」と明かした。

 2人は、野球に励む少年たちにエールも送った。大勢は「小さい頃からずっとプロ野球選手になりたいと思って練習していました。どうやったらなれるかは分からなかったんですけど、絶対になれると思い続けていた。そういう勘違いというか、俺ならなれるという勘違いが自分のずっと原動力でした」という。その上で「皆さんも目標を持って、自分ならできると思い続けて、それに向かっていろんなことがありますけど、それも楽しむくらいの気持ちで毎日練習を頑張ってほしいと思います」と語りかけた。

 戸郷は「一番は野球を純粋に楽しみながらやってほしいという思いがあります」と話し、さらに感謝の思いを持つ重要性も説く。「結構野球はお金がかかるスポーツなので、親御さんが頑張って仕事をして、そのお金で野球ができています。道具を大切にするだとか、毎回、お母さん、お父さんに感謝をしながら野球をしていくことが、プロ野球選手になる近道だと思います。一番は楽しんでほしいですけど、感謝の気持ちを忘れずやってほしいと思います」と力強く語った。

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