◆JERAセ・リーグ DeNA0―4阪神(4日・横浜)
阪神は3番・森下と4番・佐藤輝の活躍が光り、3カード連続の勝ち越しを決めた。初回1死二塁で森下が左前への先制打。セ・リーグ史上11人目の10試合連続打点とした。5回には1死一、二塁で佐藤輝がバックスクリーン右へ8号3ラン。2試合連続アーチで突き放すなど自己最長の13戦連続安打、7戦連続マルチ安打と好調をキープした。先発の西勇は5回101球を要したが、粘って2安打無失点で5勝目。6回以降は石井、桐敷、ゲラ、岩崎とつなぎ、完封リレーで勝利した。
以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答
―森下がいい流れを作った
「おお、まあな。追加点取れんかったけどなあ」
―佐藤輝のホームランで流れが変わった
「流れ変えるというか、ええとこで回ってくるしな。大きかったよな、3ラン」
―中軸が打てば勝てる
「そらクリーンアップやから。打順いうのはな、そうなってるんや」
―好調の2人が並ぶと、相手チームも嫌
「嫌がっているというか、打ってこそやからな」
―猛打賞の近本にも当たりが戻ってきた
「当たりというか、そらもう、ヒットが出だしたら、そら当たりが戻ってるいうことやから。まあ正面ついたりな、そんなんもなるけど。野手のいないとこに飛んでるいうことは、やっぱりちゃんと打ってるいうことやから」
―最近の佐藤輝は1本で終わらず、2本目が出る
「おお。楽に打ってるよな、見とっても。全然力まんとな。やっぱり低めのボール球は振れへん、そういうことやで」
―フリー打撃から力が抜けているように見える
「軽く振ってるだけやん。軽くな、力まんとというか。そんなん、力なんかいらんのやから」
―セーフティリードのない球場で中継ぎも好投
「いやいや、球数も多かったからな、西勇も。もう4回で、きょうは5回で100球いくと思っとったからな。明日ゲームないし、昨日も投げてないから、別に。1回ずついこかって、それだけのことや」
―西勇は球数を使ってでも丁寧に投げた
「なあ。厳しいとこいってファウルファウルになって球数増えたけど、ゼロに抑えとったからな。ピンチあっても」
―連勝ストップの次の試合に勝った
「いやいや、それはもう普通やで。昨日負けたから今日が大事とか、そんなんは一切思ってないよ。昨日もそら、うまくいけば勝ちゲームだけど、あそこで一発で同点になって。言うたやんか、投げるピッチャーが変わってくるわけであって。でも別に昨日も無理したら石井と桐敷使っても良かったんやで。でも、そういうことは必要ない、まだ。そういうことやんか」
―以前、佐藤輝は安打を打っていれば、そのうち本塁打が出ると言っていた
「だから言うたやん、ヒット出たらホームラン出るって。攻め方も変わってくるんやし」
―あの低めの球はホームランを狙っていたら打てない
「狙ってないと思うで」
―ヒットの延長
「そういうことやん」
―守りも良かった
「バッティングようなってきたら動きも良くなるってことやろ」
―6日からの9連戦の先発ローテは決めたか
「知らん」