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日本がやろうとしたことを…ベルギー、日本に27点差勝利できっちり得失点差0→1次L突破 3年前の“リベンジ”にも歓喜

スポーツ報知 2024年8月4日 22時42分

◆パリ五輪 第10日 ▽バスケットボール女子1次リーグ ベルギー85―58日本(4日、リール=ピエール・モロワ競技場)

 1次リーグC組最終戦が行われ、世界ランク6位のベルギーが、21年東京五輪銀メダルの日本に85―58で勝利。2連敗で「勝利必須」の崖っぷちから1勝をもぎとり、組3位が確定した。

 今大会は12チームが3組に分かれて1次リーグを実施。各組上位2チームと、組3位のうち上位2チームが8強に進む。ベルギーは日本に27点差で勝利したことで得失点差が「0」に。A組3位の中国(得失点差-1)を上回り、1次リーグ突破を決めた。日本は、この試合前の条件で、「37点差」以上をつけて勝てば、1次L突破が決まるため、同じように大差勝利を狙っていた。

 開催地リールは、約10キロ先がもうベルギー国内。場内は、相手国旗の黒・黄・赤で埋め尽くされた。ベルギーはホームと化した会場で、立ち上がりから日本を圧倒。高さを生かしてゴール下を攻め、ペイントエリア内で48得点を奪った。また、リバウンドも45対32と圧倒。高さとスピードで日本を翻弄した。身長193センチのミースマンが30得点を挙げた。

 ベルギーは、21年東京五輪の準々決勝で日本に85―86で敗れていた。勝利目前の残り約16秒に林咲希(富士通)の劇的3点シュートが決まり、日本には苦い思いをさせられていたが、3年越しの“リベンジ”を果たした。

 試合終了のブザーが鳴ると、ベンチからも一斉に選手がコートへ。歓喜の輪を作り、涙する選手もいた。

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