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フェンシング男子フルーレ、団体初の金メダル!飯村一輝「貫き通すことができた」メダル5個は国別2位タイの快挙…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月5日 8時42分

◆パリ五輪 第10日 ▽フェンシング(4日、グランパレ)

 フェンシングの男子フルーレ団体決勝が行われ、日本(敷根崇裕、飯村一輝、松山恭助、控え=永野雄大)がイタリアを45―36で下して優勝。12年ロンドン五輪2位以来のメダルは、最も輝く史上初の金メダル。日本は今大会メダル5個目で、国別ではフェンシングの母国・フランスに次ぐ2位の快挙を成し遂げた。

 第2ゲームで飯村は「まさか自分がアンカーになるとは。血の気が引いた。緊張大きかったが、僕自身自分のパフォーマンスを貫き通すことができた」と振り返った。

 今大会の最終種目を終え、日本のメダルは5個(男子エペ個人・加納虹輝=金、男子エペ団体=銀、女子フルーレ団体=銅、女子サーブル団体=銅)に到達。団体は出場した4種目全てで表彰台に乗り、メダル5個はフランスに次ぐ2位タイとなった。男子フルーレの“お家芸”復活にとどまらず、フェンシング大国に名乗りを上げた日本。花の都で、日本剣士が躍動した。

 ◇飯村 一輝(いいむら・かずき)2003年12月27日、京都府生まれ。五輪銀メダリストの太田雄貴を指導した父・栄彦氏の元、競技を始める。龍谷大平安高を経て慶大在学中。23年世界選手権では男子フルーレ団体優勝。パリ五輪は個人フルーレで4位。169センチ、65キロ。

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