◆パリ五輪 第10日 (4日)
ベルギーのトライアスロン女子代表のクレア・ミシェルが体調を崩したとして、5日に行われる混合リレーを棄権することになったと、同国の「De Standaard」紙が4日に報じた。
同紙によるとミシェルは水質が懸念されるセーヌ川でスイムが行われた7月31日の女子の競技に参加。その後に体調を崩したため、病院で検査した結果、大腸菌に感染していることが判明したという。「今後のトライアスロン大会の教訓になることを期待している。選手、らの間に不安をもたらさない状況を望む」とベルギー五輪委員会の声明も伝えている。
7月26、27日の降雨の影響でセーヌ川の水質が悪化。同月30日に予定されていた男子の競技は水質の基準をクリアできなかったため、31日に延期。31日に予定されていた女子との同日開催となっていた。