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「称賛していいかは疑問」玉川徹氏、早田ひなの銅メダル獲得への持論から石原良純と激論に…「モーニングショー」

スポーツ報知 2024年8月5日 9時53分

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)が5日に放送され、パリ五輪での日本人選手の活躍を伝えた。

 番組では卓球女子シングルスで銅メダルを獲得した早田ひな(日本生命)を特集。利き手の左腕を痛め、テーピングをぐるぐる巻きにして戦った早田。試合直前には痛み止めの注射を打っていた。

 これにレギュラーコメンテーターの玉川徹氏は「すばらしいことだと思う」と前置きした上で、「称賛していいかは若干、ぼくは疑問に思っている」と続けた。

 さらに「日本では痛みに耐えて頑張ることを余計に称賛する感じがある。無理をさせる形になっていないかとすごく思う」と持論を展開。「こういうけがをした人のためにリザーブの選手がいるわけですよね」とズバリ。そして「無理をして後々にそれが影響残ったりするということはないのだろうかと心配してしまう」「『けがをしながらも頑張った、すばらしい』と我々があまりにも言い過ぎると、そういう風なところに追い込んでしまうのではないかとちょっと思いますね」と語った。

 そこに月曜コメンテーターの俳優・石原良純が「そんな意識では戦っていないだろうし、選手一人ひとりのモチベーションというのはそれぞれの立場があるから、僕はそれを尊重すればいいと思う」と割って入った。さらに反論しようとした玉川氏の言葉を遮るように「周りがそれをはやし立てているわけではないですから」と一刀両断。

 これに「それは僕の意見であって、良純さんのものとは違う、ということですね」と玉川氏。2人の間に座っていたコメンテーターでニューヨーク州弁護士の山口真由氏は突然沸き起こった激論に戸惑いの表情を隠せなかった。

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