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スーパーフェザー級8回戦で駿河男児の大畑俊平がTKO勝利…プロボクシング

スポーツ報知 2024年8月5日 10時7分

◆プロボクシング ▽スーパーフェザー級8回戦 〇大畑俊平 TKO4回2分48秒 ロベック・カプロイ●(4日・ふじさんめっせ)

 11試合が行われ、駿東郡長泉町出身の大畑俊平(23、駿河男児)がメインイベントに登場。ロベック・カプロイ(フィリピン)と激しく打ち合い、4回TKOで倒した。6戦全勝中だった植松卓美(28、駿河男児)は判定で敗れた。

 大畑がラッシュで決めた。第4ラウンド後半、相手をロープに詰めて顔面を殴り続けると、レフェリーが試合をストップ。場内が大きく盛り上がったが、試合後のヒーローは「気がつかなかったです」。相手を倒すこと、連打し続けることに集中していたという。

 プレッシャーがあった。3月に日本ユースタイトルに挑戦したものの判定で敗れ、再起戦だった。また、この日はプロ4戦目で初のメインイベント。ジムの期待を背負っていた。「やるしかないと思っていた」。第2ラウンドから接近戦を挑み、打ち合いを制した。

 計6試合がKO決着で盛り上がった大会を最高の形で締め、大畑は「日本ランキングに入って、上位ランカーと戦いたい」と今後を見据えた。(里見 祐司)

 〇…駿河男児ジムの嘉生心(19)がプロ2戦目を連続KOで飾った。3回に相手をロープ際へ追い込んで左フックを連打するとレフェリーがストップ。「昨日からイメージしていた通りの試合ができた」と胸を張った。沼津出身で、小3時から富士のジムに通って練習。デビュー戦は東京で行っており、静岡での初試合に「歓声が大きくてよかった」と笑顔だった。

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