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MF荒木遼太郎「価値ある大会になった」ステップアップも意欲「上にいかなきゃいけない」パリ五輪終え帰国

スポーツ報知 2024年8月5日 10時24分

 パリ五輪男子サッカーで8強の成績を残したU―23日本代表が4日、羽田空港に帰国した。

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 MF荒木遼太郎(FC東京)は「悔しい結果になってしまったが、今後のサッカー人生において、価値ある大会になったかなと思っています。感じたことないぐらいの緊張感、楽しさを感じられた。またああいう舞台でやりたいなと思えた」と振り返った。

 全4試合に出場したものの、先発は第2戦マリ戦の1試合のみ。大会開幕前のコンディション不良もあり、万全の状態でのプレーにはならなかった。それでもインサイドハーフやボランチをこなし、プレーの幅を広げる大会にもなった。

 敗れた準々決勝スペイン戦は途中出場。「1人ひとりの個人の能力も高いなと感じた。でも惜しいシーンもあったし、そういうのが入ってれば、流れも絶対変わったと思う」と振り返った。

 一時はこの世代を引っ張る存在だったが、所属クラブで結果を出せず、メンバーから外れた時期もあった。それでもクラブで再びインパクトを残し、パリ五輪行きの切符をつかんだ。「目の前の次の大きな大会はW杯になるが、まずは自チームで結果を出すことを第一にやりたい」と足元を見つめつつも「レベルの高いところでやりたいとは思った。自分自身、上にいかなきゃいけないなと思った」とステップアップも見据えた。

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