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柏・井原監督「真大は強じんな世界のDF相手に素晴らしい経験をした」 パリ五輪帰りのFW細谷に期待

スポーツ報知 2024年8月5日 12時8分

 J1柏の井原正巳監督(56)が5日、リーグ中断明け初戦のアウェー・浦和戦(7日・埼玉)に向けてオンラインで会見した。

 チームはリーグ戦中断前に2連敗で13位。7月は3戦7失点と守備面に課題を残した。指揮官は浦和戦に向けて「チームとして90分間、組織的な守備をしっかりやり続ける。得点数は増えているが、失点数も多い。得点は増やしつつ、守備をより引き締めて失点を減らすことが勝ち点3を積み上げていくことが重要。浦和さんは攻撃陣がタレント豊富でいろんな組合せや選手がたくさんいるけど、チームとしてより組織的でコンパクトなアグレッシブな守備をしたい」と力を込めた。

 また、パリ五輪で8強敗退に終わったU―23日本代表のFW細谷真大、DF関根大輝が4日に帰国した。2人はこの日の練習に一部参加したといい、井原監督は「元気な姿を見せてくれた。悔しさはかなり持っていたけど、またうちのチームで『しっかり頑張ってやっていきます』とみんなの前であいさつしてくれた。この後のシーズンで頑張ってほしい」とした。

 細谷は準々決勝のスペイン戦(0●3)で相手DFを背負いながら巧みなターンからシュートでネットを揺らしたが、オフサイド判定で取り消された。一方で、屈強な守備陣を相手に力強いポストプレーなど存在感を示した。

 井原監督は「真大は強じんな世界のDFを相手に通用する、通用しない部分を含めて素晴らしい経験をした。得点は1点だったけど、自信を深めて帰ってきてくれたと思う。そこで得た自信をうちのチームでこの後のシーズンで生かしてほしい。今季うちのチームじゃなかなかゴールをあげられてないので、残り14試合にその経験を生かしてほしい」と期待を寄せた。

 また、2人の浦和戦の出場については「大きな大会でかなり精神的な、体力的な部分も含めて疲れはある。これから本人と話をして決めていきたい。浦和戦のメンバーに入る、入らないを含めて、話して考えていきたい」と話した。

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